
子供の矯正
1.小児矯正のメリット
2.小児治療の開始時期
3.症状と治療法
について説明します。
大人の矯正
1.成人矯正の目的
2.成人矯正のメリット・デメリット
3.成人矯正のQA
について説明します。
目立たない矯正
1.矯正装置の比較表
2.矯正ワイヤーの比較表
3.矯正装置の写真
について説明します。
短期間の矯正
1.インプラント矯正
2.ウイルコドンティクス法
3.セルフライゲーション装置
について説明します。
保険適用の矯正
1.顎変形症
2.口唇口蓋裂
3.先天異常22疾患
について説明します。
■サイト監修
歯並び・噛み合わせ専門クリニック
【武蔵小杉矯正歯科】
〒211-0063
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小杉町3-426 2F
イトーヨーカドー向かい(駐車場完備)
TEL:044-733-3117
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- 1.抜歯の可能性が減少する
あごを広げたり、あごの成長を正しい形に促す事により、不必要な抜歯を減らす事ができます。例えば4本の永久歯抜歯が必要な場合でも、小児期から矯正治療を行う事により、非抜歯にて治療が可能になる確率が高くなります。 - 2.仕上がりが綺麗になる
あごの成長をバランスよくととのえる小児矯正は、いずれ抜歯が必要となるケースであっても、矯正がより良く仕上がります。 - 3.ブラケット装置をつける期間が短くて済む
あらかじめ小児矯正時期に歯並びを改善する事により、本格矯正が必要となった時、ブラケット装置をつける治療期間を短くすることができます。- 4.歯並びが悪く生えてくる歯を減少させる
乳歯の抜歯タイミングをコントロールする事により、悪い方向に生える原因を減少させ、噛み合わせを良い状態に導きます。- 5.顎の曲がりの程度を減少させる
あごの成長期において、かみ合わせが正しくない状態を放置する事により、よりあごの変形の悪化することがあります。あごの成長が残っている時期にかみ合わせを改善してあげる事により、バランスのとれた偏りの無いかみ合わせに改善される可能性も十分あります。- 6.手術の必要性が減少する
歯の生え変わりの時期に、歯の傾きが原因で受け口になっている場合、放置する事により悪い傾きの歯にそって顎が成長し、成長が止まる頃には顎のずれが大きくなりすぎて、改善には顎の手術を併用した矯正治療が必要となることがあります。しかし、あらかじめ噛み合わせを治す事により、噛み合わせのバランスのとれた顎の成長が起こり手術の必要性が減少します。- 7.歯や顎への負担を減少させることができる
早期に歯並びを改善する事により、生え変わり時期の悪い咬み合わせが原因となる極端な歯のすり減り、顎への負担を減少させます。- 8.コンプレックスの解消
早めに目立つ部分の歯並びを改善する事によって、からかいやいじめの対象となっている状態を改善しコンプレックスを解消する事により、健全な精神発達の環境を整えてあげる事ができます。 - 4.歯並びが悪く生えてくる歯を減少させる
初めて矯正歯科を訪れるのは、いつがいいのでしょうか?
―答えは「小学1年生が1つの目安だと思います」
矯正歯科医の先生の中には、矯正はできるだけ小さいうちから始める方がよいとおっしゃる先生もいますが、矯正治療の開始の時期は、その子の状況によってさまざまだということを伝えたいです。例えば小学校1年生ぐらいで治療が必要な子もいれば、もう少し大きくなって6年生ぐらいで始めても十分だというお子様もいます。逆に、小学校6年生や中学生ぐらいで治療を希望している子の場合、「もう少しはやく来てくれたら、良かったのに」と思うケースもあります。また、少ないですが5歳、6歳に開始する必要がある場合もあります。なので、いつ治療を開始すればいいのかはその子によって大きく違ってきます。そこで、相談する時期なのですが、小学1年生が1つの目安だと思います。1年生になったら、「矯正は必要なの?」「いつ始めればいいの?」といった気になることなど矯正歯科医に相談することをお勧めします。

乳歯列期から始める治療
乳歯列期から治療を開始することは、長期的に通院しなければならず、肉体的にも精神的にも負担が大きいためお勧めできませんが、舌を突き出す癖や指しゃぶりがやめられないなど、将来的にかみ合わせに悪い影響が出そうな癖がある場合に、それらを改善するアドバイスを受けます。通院は、半年〜一年に一度、経過を観察する治療が多いようです。ただし、少ないですが症状によってはこの時期に治療を開始しなければならないものもあります。
混合歯列期から始める治療 1
顎骨の成長期ですので、骨格の改善が必要な方は治療を開始します。前歯の反対咬合の改善や、永久歯が生えるスペースを確保するなどの治療が多いようです。この時期にする治療を「1期治療」と言います。軽度の不正咬合の人は1期治療のみで治療が終了します。
1期治療のみで治療終了となる人もいれば、その後すべて永久歯に変わるまでの間、経過観察を続け、永久歯列期に本格的な矯正治療(2期治療)を開始する人もいます。
混合歯列期から始める治療 2
1期治療終了後、すべて永久歯に変わるまでの間、経過観察を続け、永久歯列期に本格的な矯正治療(2期治療)を開始する人もいます。1期治療をすることによって、2期治療が短期間で終了したり、2期治療を効果的に行えたりします。
永久歯列期から始める治療
この時期以降は、顎骨の成長も落ち着いてきて、骨格面での矯正は難しいですが、反面、歯の移動計画を立てやすくなることも事実です。精神面でも容貌が気にかかるようになり、自主的に矯正治療に取り組む人が多くなります。
上顎前突(出っ歯)の治療法

成長期のお子さんで、骨の大きさに問題がある場合は上顎骨の過剰発育を抑えたり下顎骨の成長を促進したりします。これは成長の早い時期(8才〜10才)に行うのが望ましいです。
さらに奥歯に原因がある場合は、適切な矯正装置で上下の奥歯も動かし、正しい咬み合わせにします。必要に応じて、成長期間中上下の顎の成長の管理をします。
次に前歯を移動させて引っ込めたり、その他のすべての永久歯に器具をつけて最終的な咬み合わせを獲得します。
歯が動いていく隙間をつくるため、抜歯をすることもあります。
特に顎の大きさに問題がある場合には、口腔外科医の協力で骨の手術を併用することもあります。
装置の種類

下顎前突(反対咬合・受け口)の治療法

適切な矯正装置で上下の前歯を動かし、正しい咬み合わせにします。これは成長の早い時期(6〜8才)に開始するのが望ましいです。
同時に、成長期にお子さんで、骨の大きさに問題がある場合は下顎骨の過剰発育を抑えたり、上顎骨の成長を促進したりします。
必要に応じて、成長期間中上下の顎の成長の管理をします。
成長の終了後に、すべての永久歯に器具をつけて最終的な咬み合わせを獲得します。
特に顎の大きさに問題がある場合には、口腔外科医の協力で骨の手術を併用することもあります。
装置の種類

叢生(八重歯など)の治療法

成長期のお子さんで、骨格に問題がある場合は、成長期間中上下の顎の成長の管理をします。
歯だけが問題の場合は、永久歯がすべて揃うまで、しばらく観察を続けます。
しかし、がたがたのために上下の歯がうまく咬み合わない場合には、部分的に悪いところのみを早期に治療する場合もあります。
永久歯がすべて揃った段階で、すべての永久歯に器具をつけて最終的な咬み合わせを獲得します。
歯が動いていく隙間をつくるため、抜歯をすることもあります。
装置の種類

開咬の治療法

成長期のお子さんで、骨の大きさに問題がある場合は、成長期間中上下の顎の成長の管理をします。指しゃぶりや舌のくせがある場合には、適切な矯正装置を用いてそれらの影響をなくし、正しい咬み合わせにします。これは成長の早い時期(6才〜8才)に開始するのが望ましいです。
鼻・のどに慢性的な病気があり、いつも口で呼吸をしている場合も顎の発育に問題がでることがありますので、耳鼻科の先生の診察も必要になることがあります。
成長期間中、必要に応じて、上下の顎の成長の管理をします。
成長の終了後に、すべての永久歯に器具をつけて最終的な咬み合わせを獲得します。
歯が動いていく隙間をつくるため、抜歯をすることもあります。
特に顎の大きさに問題がある場合には、口腔外科医の協力で骨の手術を併用することもあります。
装置の種類

過蓋咬合の治療法

成長期のお子さんで、骨の大きさに問題がある場合は、成長期間中上下の顎の成長の管理をします。これは成長の早い時期(8才〜10才)に開始するのが望ましいです。
一般的に引っ込み過ぎた上の前歯を先に治します。
成長期間中、必要に応じて、上下の顎の成長の管理をします。
成長の終了後に、すべての永久歯に器具をつけて最終的な咬み合わせを獲得します。
歯が動いていく隙間をつくるため、抜歯をすることもあります。
特に顎の大きさに問題がある場合には、口腔外科医の協力で骨の手術を併用することもあります。
装置の種類
